2018年11月30日 (金)

熱々万歳!atuatubanzai 閉店のお知らせ

毎度ありがとうございます。
随分ブログをご無沙汰しておりました…
すみません。



ようやくのブログですが、唐突に、残念なお知らせがあります。



熱々万歳!は閉店いたします!



御殿場にお住いの方ならお気づきかと思いますが、父親の代からかれこれ50年もの間計画されてきた道路拡張が
いよいよ本格的になり、私共の店もセットバックの憂き目に遭うこととなってしまいました。



正直、22年もの間 続けてきたお店が無くなってしまうのは、残念でたまりません。
小さい店でしたが、それなりに頑張って続けてきました。
たいして儲かりはしませんでしたが…



今から27年前にもなりますでしょうか?
映画の仕事を辞め、地元に帰り、親の商売を手伝っておりました。
しかし、親の仕事を継ぐ気持ちはあまりなく、仕事が終わると新天地の飲み屋で飲んだくれていました。
一度は地元のヤクザさんともトラブルになった事もあります。



いつも何かに追われてるようで、それでいて何もする気が起きずに、
レンタルして来た映画を夜通し見ているような、そんな自堕落な生活でした。



見兼ねた父親と大工をやっていた叔父が
自分の尻を叩いて、父親がやっていた元寿司屋を新築し、二階を自分にやらせたのが
「熱々万歳」の始まりです。



店を始める前に大学の頃から通っていた三島の「どてかぼちゃ」さんに修行に行き、
店の核である、「ビールとワイン」を教わってきました。
その当時は個人経営の和食の居酒屋が多く、カウンターには常連さんがズラリと座っていて、
新規のお客さんが入ると肩越しに「ジロリ」と睨まれたものでした。
自分はその雰囲気が好きでなく、「自分がやる時はカウンターは止そう」と思っていました。
自分が作る料理をお客さんが勝手に楽しんでくれればそれで良い、と考えていたのです。
今は逆にカウンターが欲しいです。お客さんと話しながら料理を作っていきたいです。



オープンしたての頃は苦労とドキドキ感の連続でした。
どこそこで料理を勉強してきた訳ではなく、ましてやイタリアやフランスで修行してきた事もない、
全くのズブの素人から始めたのです。もちろん、経営の事なんかサッパリ、チンプンカンプンでした。
それこそ、ぶっつけ本番で店をやりながら料理を覚えていったのです。





それでもなんとか続けて来れたのは、昔から親の料理を食べ続けてきて、ある程度「美味しさ」というのが分かっていた事、



親の仕事を中学生の頃から手伝ってきたのが幸いしたのかもしれません。


父の家系は代々商売を営んでおり、


母の方は石工や大工などの職人家系でした。


やはり、「血」や「運命」というものが、現在の自分を作り上げたような気がしてなりません。




家系だけによらず、自分に多くの指針を与えてくれた方々がいます。




もう亡くなってしまいましたが、初めて映画の世界に飛び込んだ時の「幻燈社」の前田さんには、自分が何であるか、何のために生きているのかを痛烈に問題提起してもらいました。




大学生の頃に「レストラン湖粋」さんでバイトさせて頂いた事もかなりの影響があります。



湖粋さんで洋食の魅力や、ワインに目覚めました。




時折、八ヶ岳の「カナディアンファーム」に行くのも楽しみの一つでした。
はせやんの自然で、豪快な薪料理に憧れ、「居候」もさせてもらいました。
ビールだけは好きで、イギリスやベルギー、アメリカの醸造所を見て回っていました。







「映画」という仕事も全く無駄だった訳ではなく、
自己表現を「フィルム」から「料理」に変えただけだったのだと、
今では確信しています。



この店で家内とも出会いました。
沢山のスタッフが集まり、巣立っていきました。
色々な仲間にも助けてもらって来ました。








そして何よりも
多くのお客さんにご来店していただきました。
一番の財産はそんな皆さんの「美味しかったです、また来ます」の笑顔です。
ありがとうございます。





開店した当時は右も左もわからないくせに、ただプライドが強くて 我の強い 感じ悪い店主でした。
ゴメンなさい。
10年はそのまま突っ走り、結婚して子供が生まれると、段々と変わっていきました。
ランチを始めてみたり、生活の為に昼間 他所でバイトもしました。



20年目位から、ようやく色々な事が落ち着き始め、周りを見渡す事が出来るようになってきました。







同世代(と言っても自分は結構上の世代でしたが)の若き自営業の店主たちとも交流が始まりました。
色々なイベントにも誘ってもらえるようになりました。刺激もいっぱいもらいました。
自分は村八分の気持ちでやってきたので、相談に乗ったり、してもらったりするのが大変嬉しかったです。
今後も彼等とも付き合っていきたいと思っています。



そんな さぁこれから!と言う時の閉店です。



後悔はいっぱいあります。あれしとけば良かった、これやっとけば良かった…
なんて、振られたオトコの未練タラタラみたいですなぁ。



さてこれからどうするか?



前に進むしかないっしょ!



しばらく充電したいと思っています。
家族を持ってから、ずっと海外に行ってないので行きたいし、
帰って来たら…



次の店の準備をします!



新しいお店を作ります!



店名も変えます!



メニューも変えます!



営業時間も変えます!



熱々を超える良い店作ります‼️



なので、今年一杯と来年少しだけで、熱々の料理と酒は終了です。
ぜひ最後の熱々の料理を食べに来てください。
ご宴会もラストチャンスですよ!



年内は12月30日まで、
新年は3日より、おそらく12日土曜日までの
営業となります。



皆さん、今まで本当にお世話になりました。ありがとうございます!またブログなり、SNSでお知らせしていきますので、どうか今後もよろしくお願い致します! 来年もお互い良い年になりますように。





平成30年11月30日
熱々万歳! 店主 植村 侑司




生涯の師として仰ぐ、パパ ヘミングウェイの写真の前にて。

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2017年11月29日 (水)

2017 忘年会・新年会の受付中!




いよいよ2017年も年の瀬に入ってまいりました‼︎
皆さんにとって、今年はどんな1年になりましたでしょうか?
色々あった2017年、今年も熱々万歳で締めくくりましょう!

忘・新年会 ご宴会プラン
この時期限定 ポッキリキャンペーン
早めのご予約で飲み放題の2コースが込み込み価格でご提供❗️

5000円ポッキリのコース 2時間飲み放題付き
①生ハムとサラミの盛り合わせ
②マッシュルームの鉄板焼き
③本日のサラダ
④ソーセージ盛り合わせ
⑤熱々のアヒージョ
⑥おススメピッツァ
⑦お肉のグリル
⑧季節のパスタ
⑨デザート




6000円ポッキリのコース 2時間飲み放題付き
①本日の前菜盛り合わせ
②マッシュルームの鉄板焼き
③スモークサーモンとトビっ子の温玉サラダ
④岩手産大粒かきの白ワイン蒸し
⑤国産赤身牛のタリアータ
⑥おススメピッツァ
⑦新鮮魚貝のアクアパッツァ
⑧〆のリゾット
⑨苺のパフェ




飲み放題のドリンクリスト
ヱビス生ビール スパークリングワイン 赤ワイン 白ワイン
スペインサングリア ウィスキー ハイボール 梅酒
麦焼酎 芋焼酎 サワー各種 カクテル各種 ソフトドリンク




飲み放題のコースは8名様よりお受け致します。
フードコースのみのご予約も承ります。フードコース3000円〜5000円

ご予約はお電話で。0550-82-2226
15時より

ご予約の際に お気軽にお好みやご要望をお申し付けください。
コース内容に反映させて頂きます。
お誕生日用などのケーキも持ち込み可能です。

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2017年4月29日 (土)

GWの営業について



風薫る季節になりました。

ゴールデンウィークはどちらへ行かれますか?

熱々のGW期間の営業をお知らせします。

4月29日 営業
30日 イベント出店の為 お休み
5月 1日 定休日
2日〜7日まで休まず営業致します。

GW期間中は混み合う事もありますので、
なるたけご予約をして頂くよう、お願いします。

熱々万歳atuatubanzai!
0550-82-2226
ご予約はお電話にて承ります。

それでは楽しい、事故の無いゴールデンウィークをお過ごしくださいませ。



自家製アンチョビが仕上がりました。
5月21日の御殿場スパークリングガーデンでお披露目するかも。

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2017年2月10日 (金)

2月14日はセントバレンタインDAY‼︎

昔からバレンタインデーにはとことん縁の無い店主ですが。
最近は娘達からも貰えなくなってしまいましたT^T

仕方ないので、コッソリお店のガトーショコラを食べてます。
そんな世の中の淋しいお父さん達やおじさん達に、優しい素敵な女性から当店のショコラのプレゼントはいかがでしょうか?



ガトーショコラクラシック
1ホール 特別価格¥2800


カカオ分78%のクーベルチュールを贅沢に使った、ガトーショコラです。お店でも好評のデザートです。

提供例。


軽く泡立てた生クリームを添えて頂くと美味しいです。
写真は1/8カットにしたもの。お店ではこのサイズで500円で販売しています。
1ホール2800円はセントバレンタインデーだけの特別価格です!

ご注文を受けてからお作りします。

熱々万歳atuatubanzai
📞0550-82-2226
ご予約お待ちしております!

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2016年11月 2日 (水)

2016 忘年会 早割りキャンペーン!

 
11月に入りました。
今年も残すところあと二か月ですね。
熱々もラストスパートに突入です!
 
そろそろ忘年会の予約を...とお考えの幹事さん、
当店をぜひ検討リストの中へ入れてみてはいかがでしょう?
今年も美味しい食事とお酒でお待ちしております!
 
ご宴会はフードのコースは4名様から最大30名様まで、
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フード 3000円 4000円 5000円までご用意できます。
 
飲み放題のコースは8名様よりお受け致します。最大30名様まで
 
飲み放題コース「お食事+2時間の飲み放題付き」 
5400円(税込)  6480円(税込)の2コースです。
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更に今年は早割りキャンペーン開催します!

11月中に12月の飲み放題コースをご予約いただくと
¥5480→¥5000  ¥6480→¥6000へプライスダウン!
早割キャンペーンの詳細はこちら↓

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12月に入るとご予約で埋まってしまう日もございますので、
11月中に早めのご予約をお待ちしております!

熱々万歳!atuatubanzai
tel: 0550-82-2226
mail: atuatubanzai@gmail.com
 
注:メールでのご予約の際はお名前、会社名、お電話番号を明記の上送信してください。
  また確認のご返信は若干のタイムラグがある事をご了承くださいませ。
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では、良き忘年会を皆様と共に…(^^♪

 

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2016年10月 5日 (水)

秋のワイン入荷しました!




ハロウィンのシーズン突入〜!
10月30日の日曜日はイベントもやります。
詳しくはfacebookをご覧ください。

秋が深まるにつれて、ワインも注文が増えてきました。


スペインから赤と白が入荷です。


グラスワインのメニューも新たに。


ついでに季節のおすすめフードも。



お待ちしております。

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2016年8月10日 (水)

8月の営業のお知らせ




夏休みが始まりましたか?
暑いですね〜。

御殿場も毎日暑いです。
今年は去年より、さらに暑い気がします。



さて、今年のお盆休み期間中の
熱々の営業ですが、通常通り営業しております。
尚、15日の月曜日は定休日となりますが、
10名様からのご予約は承らせて頂きます。



8月21日 (日)〜23日(火)の三日間、夏季休暇となります。

よろしくお願いします。


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2016年1月21日 (木)

ゴールデン商店街② 月夜のパン



恋人のイサムを追って長野からやってきた私を、この街は優しく受け容れてくれた。


そればかりか、商店街の空き店舗を利用したチャレンジ制度を勧めてくれて、 月3万円、という破格の家賃でお店を一軒 任してくれる事になった。

そのお店は昔、老夫婦が経営していた 小さな和菓子店だった。
ショーケースやオーブンが埃にまみれているのを見たとき、私は、 「よし、ここでパン屋をやろう」 と なぜか簡単に決めてしまった。

それから半年。お店はなんというか、まぁ、閑古鳥が鳴いている。



お客さんと言えば向かいの山猫軒の女将さんとか、商店街のお付き合い仲間ばかり。
何故だろう?やっぱりこんな寂れた商店街じゃお客さんが来ないのかな?

「バーカ。お前の作るパンが美味しくないからだよ」
イサムは私の苦労も知らずにそう言う。
「ここは都会じゃないんだから、お前が求めてるようなオーガニックだの、天然酵 母だの、固いパンだのなんて興味がないんだっつーの」



>う・る・さ・い なぁ~。分かってるって。👊
確かに隣町のベーカリーカフェを思いっきり意識してる事は確か。
私自身、長野の石窯パンで修行してきたし。2ヶ月くらいだけどさ。 アレルギー体質だから、身体に良い物を、って思うのは当然じゃない?
でも、いくら私がそう反論した所で お客さんが来てくれる訳じゃないし、 いくら安いとはいえ、毎月の家賃の支払いがある。 なんとかしなきゃ!

そんなある日のこと。
店の倉庫を片付けていた時、奥の棚から一冊の古いノートを見つけた。

それは和菓子のレシピノートだった。
最初のページに「餡」の項目がある。 先代のご主人が残してくれた魔法のレシピ。
うーむ、有難く頂いちゃいましょう‼️

次の日、イサムからお金を借りて隣町の材料屋さんに行き、北海道産の小豆と白砂 糖と赤えんどう豆をどっさり買い込んだ。

私のアイデアは和菓子とパンのコラボレーション。
まぁ、要は「あんぱん」なのだ。
でもでも、自家製の餡と天然酵母のパンで作るあんぱんって美味しそうじゃない? しかも赤えんどう豆もパン生地に練りこんで、豆大福のようにちょっと塩っ気があ るあんぱん。 さっそく、自家製餡に挑戦だ!

どれどれ。小豆は水に漬けない。え?漬けないの?
傷のついた豆は外す。 う、それってめんどくさ!
びっくり水。 なになに、素麺みたいじゃん!


砂糖は豆が煮え上がってから、一番最後。 えー!砂糖入れて煮るんじゃないんだ!
塩を一掴み。ウンウン、これはなんとなく分かる。
昼過ぎから仕込みを始めて、豆の煮方が中途半端だったり、煮過ぎたり、焦げ付かせたりと、何度となくやっている内に、気がついたらもう夕方だ。
パン生地もやらなくては。今夜は徹夜かな?

さっきイサムが帰ってきて店を覗いていたけど、呆れた表情でアパートへ帰ってしまった。



あちこちでシャッターの閉まる音がする。ここの商店街は閉まるのが早い。

パンを膨らましている間、ちょっと外に出てみる。
なんかやけに明るい、ナ、と思ったら、 今日は満月だったんだ。



月の光が店のシャッターに照り返され、通りを青白く染めている。



そのほとんど閉まった通りの中で、二、三のお店が頼りなげに灯を灯している。
酔っ払い達が肩を組み、千鳥足で歩いていく、その脇を子猫がサッと横切っていく。



今は珍しい丸い郵便ポストが街灯の微かな光の下でボーッと佇んでいる。



寂しくて、切ない風景だけど、私はこの街が好きだ。




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2015年11月17日 (火)

2015 忘年会・新年会のご予約承ります

いよいよ年の瀬まであとわずか。
今月19日にはボジョレーヌーボーも解禁されました。
もちろん、当店にも入荷してますよ〜。

今年の忘年会は当店の生ビールと美味しいワインで乾杯!しませんか?
フードコースのご予約は5名様より、最大30名様まで承ります。


熱々おすすめ 4000円のフードコース
①スペイン ハモンセラーノ
②本日の前菜盛り合わせ
③カナディアンファームのスモークサーモン
④冬野菜のバーニャカウダ
⑤魚介のオーブン焼き
⑥カマンベールのあっちっち
⑦肉バル風 お肉の盛り合わせ
⑧おすすめピッツア
⑨季節のパスタ or リゾット
⑩デザート




スタンダードな3000円のフードコース
①前菜盛り合わせ
②マッシュルームの鉄板焼き
③ソーセージ盛り合わせ
④スペシャルシーザーサラダ
⑤アヒージョ
⑥おすすめピッツア
⑦お肉のグリル
⑧季節のパスタ
⑨デザート





気軽なタパス感覚の2000円コース
①生ハムとサラミ、オリーブの実
②カリカリベーコンのほうれん草サラダ
③マッシュルームの鉄板焼き
④たことアボカドのサラダ
⑤ソーセージ盛り合わせ
⑥真鯛のフィッシュ&チップス
⑦おすすめピッツア

飲み放題プランはこちら
こちらのプランは8名様からになります。
お一人様 5000円のプラン(フード3000円のコースに二時間のフリードリンク付き)
お一人様 6000円のプラン(フード4000円のコースに二時間のフリードリンク付き)

飲み放題 ドリンクメニュー
ビール ワイン赤&白 ハイボール カクテル サングリア
ウイスキー サワー 梅酒 烏龍茶 ソフトドリンク ノンアルコールビア

価格は税抜き価格です。

平日木曜だけの特典!
飲み放題のコースに+¥1000で...
ギネス&キルケニー 飲み放題つけられます!(^_^)

ぜひ当店の自慢の料理をお楽しみください!
熱々万歳!atuatubanzai
☎️0550-82-2226

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2015年8月10日 (月)

夏季休暇のお知らせ

毎度ありがとうございます。

例年に無く、今年は暑い日がここ御殿場でも続いております。夜は寝苦しいです。

ただ、朝早くや、夕方の一時は涼しい風が吹く事もあります。
暑さ寒さも彼岸まで、という位ですから、お盆の時期が過ぎると、御殿場はグッと涼しくなってくるのかも知れません。

熱々も夏休みを頂きたいと思います。

8月17日(月)〜19日(水) の三日間
夏季休暇とさせて頂きます。
20日の木曜より、通常営業となります。

ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願い申し上げます。

今日は山北にある洒水の滝に涼みに行ってまいりました。




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2015年5月14日 (木)

ゴールデン商店街① 親父のオムライス

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東京から一時間。

海に突き出した半島には小さな灯台があって、 入江には小さな漁港。

その向こうの丘を越えるとローカル線の駅があり、 戦後の闇市から発展してきた地元の商店街がある。

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その名も『ゴールデン商店街』。

名前だけは華やかだが、今や時代の流れで 後継者不足や、 隣町に私鉄が通ってからは、だんだんと寂れてしまって、 昔からの名店がなくなりつつある。

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三年前に実家のあるこの街に帰ってきた。

死んだ親父がやっていた小さな洋食屋を継ぐためだった。

今は歳を取って、最近ちょっとボケ気味の母親と一緒に なんとか店をやりくりしている毎日だ。                                    

レストラン「山猫軒」。

親父とお袋は30年近くこの店で僕と弟を育ててくれた。 昔は街も活気があって、店も繁盛していた。

今でも思い出す。 店の隅っこで弟と宿題をやっていると、ほぼ毎日のようにやってくるおっ さんが酒臭い息を吹きかけながら、

「なんだよ、おい、宿題なんて良いから、親父の手伝いをしろよ。 二人とも将来は親父の跡を継ぐんだろ? オヤジィ、良いよなー、後継が 二人もいれば安泰じゃねぇか!」

何も知らない弟は「ウン、俺 パパの店手伝うんだ!」って言っていた。

でも自分はこの店を継ぐのが嫌だった。 継ぐのが嫌だから親父と喧嘩して東京へ飛び出し、音楽で成功しようとしたが、喰えなくて レストランなどでバイトしていた。

小学生の頃、まだ元気だった親父に一度聞いたことがある。

「ねぇ、父さん、ウチってびんぼう?」

二階のベランダで美味そうにタバコを吸っていた親父はちょっと目を丸 くしてこう言った。

「ビンボー?まぁそんなに金持ちって訳じゃないけど、ビンボーじゃな いと思うけどな。 お前達に何か苦労させた事あったか?」

「いや… 別にそうじゃないんだけど…なんか見ているとさ…」

親父はフゥ~っとタバコの煙を溜め息のように吐き出した。

「まぁ、ウチは零細企業だからな。良い時もあれば、悪い時もあるのさ」
そう言って、もうこの議題は終了、とばかりに僕の頭を軽くコツン、と 叩いてから階下へ降りていった。 調理場からいつもタバコを吸った後にする、変な咳き込みの音が聞こえ た。

(零細、レイサイってなんだ?) 自分は嫌な事を聞いちゃったかな、と思っていた。

月末に、母親と銀行の通帳を見て何か言い合っているのを見ていたり、 店が暇な時に冷蔵庫の前でじっと腕組みして何か考えている親父の姿を 見ていたからだった。

昔ホテルの調理人だったらしい親父のイチバンの自慢料理は多分、オムライスだった。

フライパンはオムレツ用に別に取ってあって、他の見習いコックや家族 の誰にも触らせなかった。

でも僕には一度か二度ほどナイショで使わせてくれた事がある。

フライパンを熱し、バターを一塊りすくって落とし、 バターが少し黄金色になった時点を見逃さずに八分ほど溶いた卵をジュワーっと流し入れる。 菜箸は左回りに、フライパンは右回りに、器用に回しながら広げていく。

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まだ半熟状態の時に 別に作っておいたチキンライスをそっと乗せ、 傾けながらフライパンの端に寄せ、柄の部分を持ってマッサージ師のよ うに トントンと叩きながらしゃくると、 卵がまるで生き物のようにチキンライスを抱き込んで、丸くなっていく のだ。 それをサッと白いお皿に移して、自家製のケチャップソースをかけ、 パセリを添えて出来上がり。 600円だった。                                                            

自分はもっと高くしても良いと思っていた。

あの魔法のようなフライパン捌きは他の人に出来る訳がない。

一口スプーンを入れると、トロッとした卵とチキンライスとケチャップ ソースが絶妙に絡み合い、 チーズを入れてないのにチーズの様な味わいがする。 自分も未だに真似ができない。

親父のオムライスは最高だった。

それから18年後、親父は肺がんで死んだ。

今更遅いが、もっとちゃんと教わっておくんだった。

「心置きなく 泣かれよと 年増婦(としま)の低い声もする

 

ああ、おまえは何をしてきたのだと… 吹き来る風が私に云う」

 

中原中也

※本文中の写真は作品とは関係ありません。

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2015年4月26日 (日)

思い出の春、そして新たな旅路へ

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長女がこの春、小学校を卒業し、中学校に入学した。

早いものだ。

あっという間の六年間だった気がする。

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保育園を卒園し、初めてランドセルを背負った時の、

娘の喜ぶ顔がいまだに忘れられない。

その後、娘は小学校生活を満喫し、児童会や体育委員などの仕事もこなし、

勉強もそこそこに頑張ってくれたようだ。親としては嬉しいかぎりだ。

それに比べて自分はどうだったんだろう?

娘に何かしてやれただろうか?

あまりしてやれなかった気がする。

娘の前向きな気持ちに、なんとか向き合ってはきたけれど、

子供と一緒に自分も、店も成長できなかった。

それでも子供たちはこんな不甲斐ない親父に特に不平も言わず、すくすくと育ってくれた。

そしてこれから先もどんどん成長していくのだろう。

The show must go on!

ショーは続けなければいけないんだ。

自分も もっと前に進むべきなんだ。

六年前の小学校の入学式に撮った一枚の写真がある。

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六年後。

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そして、新たな旅立ちへ。

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これからも幾多の試練があるのだろうけど、

この青空にまっすぐな線路のように、

僕ら家族は前に進んでいきたいと願う。

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2014年8月 5日 (火)

中川ウェルキャンプの悲しみ

また、自分の大好きな丹沢で事故が起こってしまった。

楽しい筈のキャンプが一転、深い悲しみに包まれている。

去年のGWに自分達家族もこのウェルキャンプでキャンプをして、このブログにもUPした。





不本意ながら、少なからずもウェルキャンプを宣伝してしまったような結果となってしまい、気持ちは複雑だ。


確かに自然の中のキャンプには危険が潜んでいる。
そこが例え整備された有料のキャンプ場であっても、いつ子供が怪我するか分からないし、自分達だってそうだ。

だから基本的には自己の判断で、楽しんでいても何処か冷静な目で見ていなくてはいけないと思う。

今回の事故を聞いた時、真っ先に思い出したのは16年前にもなるのだろうか、同じ丹沢の玄倉、という場所でキャンプをしていた人達が、大雨で消防などの警告を聞かずに中洲で朝まで過ごし、濁流と化した川の流れに子供もろとも流されてしまった事故だった。

僕らは良くその場所でBBQをしていた。
だから事故があった時、とても他人事のように感じられなかった。
ひとたび間違えれば、自分達が当事者になっていたかもしれなかったからだ。
残酷にもTVで生中継もされていた。

あの時のフライデーの雑誌を未だに持っている。捨てられない。

早く中州から上がっていれば、もっとレスキューがしっかりしていれば、
欲を言えば自衛隊に救援を頼んでいれば、と
雑誌を読み返す度に切なくなる。

あの時に亡くなった子供達は生きていればもう立派な成人になっていただろう。

あの事故は支えきれなくなったダムの放流や、大人達の身勝手な状況判断などで痛ましくも起こってしまったのだが、
今回の事故はそれだけでは無いような気がする。

やはり、ウェルキャンプの責任が重いような気がするのだ。

以前にGWのキャンプの下見に行った時、景色の良さや広々とした環境や設備に感心したが、
その時も重機が出てて何かの作業をしていた。
多分整地作業だったと記憶しているが、その時はさして気にせず、却って(ああ、ちゃんと管理しているんだな〜)位しか思わなかった。

その場所こそ、今回の事故の現場だった。
ニュースで見る限り、河川を勝手に自分達の都合良く変えて、県から何度も行政指導を受けていたらしいじゃないか。
その度に直し、また変更する、といったイタチごっこを続けてきたようだ。

それは、「お客様の為」だったのだろうか?

確かに日本のキャンプ場では言葉は悪いがハイシーズンには、それこそ難民キャンプの様な密集地帯と化しているし、
その中で少しでも人のいない、来ない場所を選ぶとすると、リスクを冒しても今回の中洲の様な場所を選びたくなる気持ちも分かる。

いくら四駆とは言え、今回の事故の車はワゴンタイプであり、決して車高の高い車だったとも言えない。
それにも増して、売店のおばちゃんだか、なんだか知らないが助言をしたと聞いたが、本来ならウェルキャンプの正式なスタッフが危機管理をもっとして、キャンプ場のスピーカーで呼びかけていれば今回の事故は未然に防げたんじゃないか!と強く思うのだ。




GWの時は凄い人数のお客さんが来て、高いトップシーズン料金を払い、レンタルや、売店や、レストランや、BBQ場や、釣り堀や、風呂で金を使い、多量のゴミを出して帰っていった。
そのゴミの始末にもキャンプ場はでは大変なんだろうが、需要には答えなきゃいけないんだろうし、
全ては結局、「金」の為である。

あれだけの悲しい事故を起こしておいて、現在も未だに営業を続けているウェルキャンプの気が知れない。
また来る客も客だ。TVでも見たが、亡くなった現場の川で子供を遊ばせている親の気が知れない。

夏休みまっさかり。子供も親も楽しいイベント事には欠かせないシーズンだ。ウチもそうだ。
今、息子がサマーキャンプに一週間留守にしている。富士登山もするそうだ。
息子にはかけがいの無い一週間になるだろうし、親である自分も息子の為になるだろうと思っている。



だけど、送り出す時、大袈裟だが、息子の死に目に会えない気持ちで頭をなでた。
今生の別れ、ってやつだ。

それ位の覚悟が無きゃ、大事な息子を他人には預けられない、と思うのだ。

今はただ、亡くなった奥様とそのお子さん達の冥福を祈るばかりであり、
ただ一人生き残った旦那さんが立ち直ってくれる事を願う。

そして、それでも自然との触れ合いを大事にしていきたい、と思う。







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2014年5月 6日 (火)

世界を旅しようぜ!海外ボトルビールフェア開催中!

GWいかがお過ごしですか?

熱々はほぼ仕事ですが…;^_^A

5日と6日はお休みを頂きます。よろしくお願いします。

さて。

今、熱々では海外ボトルビールフェアを開催中です。



なんか急にボトルビールをやりたくなりました。
以前は色々やっていたんです、ハイ。

ただギネスドラフトやら、ヨナヨナリアルエールを導入した頃から、
「もうボトルビールは良いかな〜」
なんて思っていたんです。

けっこう揃えるのが大変だし、仕入先のビアーハウスも無くなったし、
代理店も無くなったりで…(−_−;)
何年も経ってしまいました。

それでも趣味の範囲では自分で色々飲んではいたんです。



ちょうど一ヶ月前位にとあるボトルビールを飲みまして。

久々に

旨いぜ!このビール!

というのにぶち当たりまして。

それで急にボトルビアを仕入れる事になりました。
5種類程で申し訳ありませんが、選びに選んだ世界の銘酒です。
みな、自分が好きなビールばかりです。


店主の趣味の延長みたいに売りますから、売り切れご容赦です。
もし欠品した場合はゴメンなさい。

ビールと合わせて新メニューもいくつか。



「本場のフランクフルト」 1本750円 2本なら1400円
ドイツから取り寄せた、塩気の効いたフランクフルトです。
アクセントにキャラウェイシードが入ってます。


「キノコのチュプチュプ」バケット付き 880円
チュプチュプ。ちょっと変な事を想像しそうな名前ですが、要はアヒージョ。オリーブ焼きです。
スペイン、カタルーニャ地方での呼び方なんだそうです。
ニンニクと塩、トウガラシでちょっとスパイシーに仕上げました。
皿に残ったオリーブオイルはパンを浸して召し上がって下さい。
ワインはもちろん、スペインのビールでゴクゴクッ、というのも良いですね!

さぁ、みなさんビールと料理で世界を旅してみませんか?お待ちしてまっせ!



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2014年5月 2日 (金)

今まで気にはなってたんだけど、中々行けなかった個人店に行ってみよー!ツアー

広い日本、色々なお店がある。

その中でも個人料理店はゴマン、とあるだろう。

自分の店もその中の一つであり、
忙しかったり、暇だったり、
辛かったり、楽しかったりと、
悲喜交々の人生を送っている訳だ。

商売柄、食べる事が好きだし、勉強も兼ねて色々な店を回ってはいるが家族も一緒だと、○○寿司とか、○○の牛丼、とかになってしまう事も度々で、

これではイカーン‼︎(♯`∧´)

個人店の俺が個人店に行かなくてどーする?

個人店に行く事によって、自分の店と比較でき、自分の店を見つめ直す良いきっかけになるかもしれない。

ってな訳で、「今まで気にはなってたんだけどなかなか行けなかった個人店に行ってみようツアー」を敢行する事に決めた。

その第一回目の店舗は、かみさんの実家の近くのステーキ屋にした。



前から気にはなってたんだけど、店の前の駐車場に車が停めにくい事や、大変失礼ではあるが、ややくたびれた感のある店構えなどの理由で行かなかったお店だ。

意を決して?店内に入る。
当たろうが、ハズレようが、高かろうが、安かろうが、自己責任だ。

意外と中は広い。
メニューを一瞥して、サービスステーキランチ1400円にする。ご飯大盛りはお約束。




お客さんは6組位入っていたが、割と待たずに料理が運ばれてきた。奥様だろうか、サービスの女性は慣れて感じで仕事をこなしており、客当たりも柔らかい。

店の主人は50代だろうか、ホールとキッチン両方やられていた。自分の料理のオーダーが入るとすぐに厨房に入り、ジュージュー肉を焼きだした。

この感じは当たりだ。

何年も、何十年もこの仕事を続けてきた者だけが発するオーラ、というか、パワーを感じられる。



料理を運んできた主人が、

「塩も胡椒もしてないので、お客さん自身で味付けして下さい。味がもの足りなければ、この醤油ベースのタレ、ちょっと甘いんですが、かけて召し上がってください」

マジッスか?自分で味付けしろと?

それじゃ味に対して文句がつけられねぇ〜!

じゃ肉の焼き加減はどーだ?
うーん、ややレアに近いミディアムレアか。
あれだけ早く焼いてくりゃ、この位の焼き加減になるんだろうな。

肉はオーストラリアのリブロースだ。
値段的にもその程度だろうが、念の為主人に確認する。

主人は残念そうに、オーストのリブだと明かしてくれた。本当は和牛とかでやりたいんだろうな。

でもマスター、旨いッス。ちょっと歯ごたえはあるけど、この位じゃなきゃ肉喰った気がしないッス。

チェーン店のステーキ食うなら、断然こっちですな。味付けがやはり個性的。←自分でするんだけどね。

ご飯大盛りはあんまり大盛りではなかった。コレ、良く有るんだよねT_T ちゃんと大盛りにしてほしいです。

今度はアッシェハンバーグに挑戦しようと思います。
おわり。

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