Song for Michael Jackson
これで自分の中ではマイケルが二人、死んだ事になる。
一人はウイスキー・ビール評論家のマイケルジャクソン氏、 もう一人は言わずと知れたキング・オブ・ポップスのマイケルだ(以下マイケルと表記)。
マイケルの歌は中学生の頃に姉が持っていたレコードをこっそり聞いていて、「今夜はビートイット」のギターソロが好きでよくエアギターしていたっけ。たしかソロを弾いていたのが「エディ・ヴァンヘイレン」だったと思うが、間違いだろうか?
「スリラー」のビデオクリップもしかり。MTV全盛の中でもひときわ際立っていて、物語仕立てだったり、特殊メイクだったり、あの頃の時代の先端を行っていた。監督があの「ブルースブラザース」のジョン・ランディスと聞いて、さすがだなぁ、と感心したものだ。
来日公演はたしかTVで中継してなかったっけ?TVでムーンウオークを見た気がするし、それと前後してローリングストーンズのコンサートも中継したと思うんだが…
あの頃のマイケルが整形もそんなにしてなくて格好よかった気がする。ネバーランドを作って、慈善事業にエリザベステーラーと一緒に顔を出したり、プレスリーの娘と結婚したりとかして歌とは関係ないゴシップで紙面を騒がせるようになってから、なんだか興味がなくなっていった。
きっと、多分、マイケルの最大の功績というか、イチバン輝いていた頃は「USA for Africa=We are the world」を作った時だろうと思う。
英国のアーティストが集結して作った「Do they know its Christmas?」に対抗するかのように作られた「USA~」は曲自体は良いのだけど、あまりにも売れすぎたせいか、いかにものチャリティソングがいけなかったのか、少し経つとなんかダサくなってしまい、聞くのも、歌うのもはばかれるようになってしまった。(Do they Know~の方は今でもクリスマスソング? として人気だ)
それでも自分は時折「独り ウィーアーザワールド」を歌ってカミサンの冷笑を買っている。ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ カミサンはボブディランの声が嫌いなので、時々嫌がらせにボブディランを物真似する事にしている。日頃の冷たい待遇へのささやかな抵抗なんである。
今回のマイケルの訃報を聞いて久しぶりにUSA~を聞きたくなってYou Tubeなんかで覗いてみたけど、ドキュメンタリーなんかも見たけどやっぱ良いわ~。
マイケルやライオネルリッチー、スティービー・ワンダー、そしてクインシー・ジョーンズらが中心となって呼びかけ、大物アーティスト総勢45人がその日のためにアメリカ各地から集まり、一晩かけて作り上げたそうだ。もちろん報酬は無し。スタッフや機材もボランティア。この事はPOPS界に大きな影響をもたらしたと思う。ブルーススプリングティーンの骨太のサビに久しぶりで震えたよ~ ( ´;ω;`)ブワッ
最近はこういった事ってあまり無いんじゃないか?アーティストもやはり自分の事で精一杯なのかなぁ?やっぱり呼びかける人間がいないとダメなんだろうな… あの頃は「歌で世界が救える」と信じる事が出来た良い時代だったのかもしれない。
そんな所からもマイケルを亡くした音楽業界の痛手は大きいと思う。
マイケルの子供の養育費問題で、母親がダメならダイアナロスに、との遺言があったそうだ。確かに「USA~」の中でも一緒に手をつないで仲睦まじく歌っているのを見ることが出来るし、一緒にハーモニーする所はマイケルの気持がダイアナロスに引き継がれていくのを感じる事ができる。
だから、今こそ「USA FOR AFRICA」は改めて再評価されるべき、マイケルから世界の人々へ届けられた歌なんだと思った。
usa for africa→ http://www.youtube.com/watch?v=odFw2upBdQg
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