たまには本を読んでみよう
カミさんが図書館で一冊の本を自分に借りてきてくれた。

ビル ビュフォード著 「厨房の奇人たち」だ。
ビル ビュフォードという人は知らなかったが、雑誌「ニューヨーカー」の編集長をやっていた人らしい。
この本は全米ナンバー1シェフ、と評されるマリオ バタリが経営するイタリアンレストラン「バッボ」の調理場に著者が潜入してルポルタージュする話なのだが、並みのルポで終わってない。
それこそ料理においてはズブの素人である著者がマリオ バタリに弟子入りしてイタリア料理の修行をする話なのである。
マリオバタリ、と聞いてなんか見覚えあるな、と思っていたら、ナント、自分が15年前に買った「ニューヨークシェフのパンメニュー」という本に彼のレシピが載っていた!しかもそれが一番のお気に入りだった。

カミさんに興奮して話したら「あっ、そう」と返された…

それまでマリオ バタリについても自分は良く知らなかったが、今回そういったいきさつや、この本を読んでいくにつれ、非常にこの人に興味が湧いてきたので、近く掘り下げてみようと思っている。
彼は日本でいうなら「ラ・ベットラ」の落合シェフみたいなもんだ。ケーブルテレビの料理番組やアメリカ版「料理の鉄人」の常連でもある。

肉の旨味に、柑橘系の酸味を加えた個性的な味付けが新たな「アメリカン・イタリアン」料理を生み出したと共に、イタリア、トスカーナ地方の伝統料理も引き継ぐ、というスタンスで現在に至っている。
この本では、そんな彼の経営するリストランテでの魑魅魍魎とした人間関係や殺人的なオーダーに必死こいてフライパンを振る著者の奮闘をユーモアたっぷりに描いている。

いろいろな料理が出てきたり、その料理を作る上のコツなんかが載っているので、凄く創作意欲を掻き立てられるのだけど、なんせ洋書の翻訳、時々外国的ジョークや言い回しの理解に非常に苦しむ時がある。しかも長い。一回返却したけどまだ読み終わってないから又借りてきたりして。(^_^;)
仕事の合間に5~6頁ほどめくっては閉じ、めくっては閉じを繰り返して、現在彼はトスカーナの肉屋での修行中。そう、アメリカのイタリアンでは飽き足らず、あの茶色系イタリアン、トスカーナを極めるつもりらしい。
こういった本を読んでいると、自分ももう一度修行の旅に出たくなってくる。自分の知らない世界がまだたくさんある事に、居てもたってもいられない。
まー、せめてこの本を極めてからにしましょーか~(T_T)
悠々として、急げ。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
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