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2014年8月

2014年8月 5日 (火)

中川ウェルキャンプの悲しみ

また、自分の大好きな丹沢で事故が起こってしまった。

楽しい筈のキャンプが一転、深い悲しみに包まれている。

去年のGWに自分達家族もこのウェルキャンプでキャンプをして、このブログにもUPした。





不本意ながら、少なからずもウェルキャンプを宣伝してしまったような結果となってしまい、気持ちは複雑だ。


確かに自然の中のキャンプには危険が潜んでいる。
そこが例え整備された有料のキャンプ場であっても、いつ子供が怪我するか分からないし、自分達だってそうだ。

だから基本的には自己の判断で、楽しんでいても何処か冷静な目で見ていなくてはいけないと思う。

今回の事故を聞いた時、真っ先に思い出したのは16年前にもなるのだろうか、同じ丹沢の玄倉、という場所でキャンプをしていた人達が、大雨で消防などの警告を聞かずに中洲で朝まで過ごし、濁流と化した川の流れに子供もろとも流されてしまった事故だった。

僕らは良くその場所でBBQをしていた。
だから事故があった時、とても他人事のように感じられなかった。
ひとたび間違えれば、自分達が当事者になっていたかもしれなかったからだ。
残酷にもTVで生中継もされていた。

あの時のフライデーの雑誌を未だに持っている。捨てられない。

早く中州から上がっていれば、もっとレスキューがしっかりしていれば、
欲を言えば自衛隊に救援を頼んでいれば、と
雑誌を読み返す度に切なくなる。

あの時に亡くなった子供達は生きていればもう立派な成人になっていただろう。

あの事故は支えきれなくなったダムの放流や、大人達の身勝手な状況判断などで痛ましくも起こってしまったのだが、
今回の事故はそれだけでは無いような気がする。

やはり、ウェルキャンプの責任が重いような気がするのだ。

以前にGWのキャンプの下見に行った時、景色の良さや広々とした環境や設備に感心したが、
その時も重機が出てて何かの作業をしていた。
多分整地作業だったと記憶しているが、その時はさして気にせず、却って(ああ、ちゃんと管理しているんだな〜)位しか思わなかった。

その場所こそ、今回の事故の現場だった。
ニュースで見る限り、河川を勝手に自分達の都合良く変えて、県から何度も行政指導を受けていたらしいじゃないか。
その度に直し、また変更する、といったイタチごっこを続けてきたようだ。

それは、「お客様の為」だったのだろうか?

確かに日本のキャンプ場では言葉は悪いがハイシーズンには、それこそ難民キャンプの様な密集地帯と化しているし、
その中で少しでも人のいない、来ない場所を選ぶとすると、リスクを冒しても今回の中洲の様な場所を選びたくなる気持ちも分かる。

いくら四駆とは言え、今回の事故の車はワゴンタイプであり、決して車高の高い車だったとも言えない。
それにも増して、売店のおばちゃんだか、なんだか知らないが助言をしたと聞いたが、本来ならウェルキャンプの正式なスタッフが危機管理をもっとして、キャンプ場のスピーカーで呼びかけていれば今回の事故は未然に防げたんじゃないか!と強く思うのだ。




GWの時は凄い人数のお客さんが来て、高いトップシーズン料金を払い、レンタルや、売店や、レストランや、BBQ場や、釣り堀や、風呂で金を使い、多量のゴミを出して帰っていった。
そのゴミの始末にもキャンプ場はでは大変なんだろうが、需要には答えなきゃいけないんだろうし、
全ては結局、「金」の為である。

あれだけの悲しい事故を起こしておいて、現在も未だに営業を続けているウェルキャンプの気が知れない。
また来る客も客だ。TVでも見たが、亡くなった現場の川で子供を遊ばせている親の気が知れない。

夏休みまっさかり。子供も親も楽しいイベント事には欠かせないシーズンだ。ウチもそうだ。
今、息子がサマーキャンプに一週間留守にしている。富士登山もするそうだ。
息子にはかけがいの無い一週間になるだろうし、親である自分も息子の為になるだろうと思っている。



だけど、送り出す時、大袈裟だが、息子の死に目に会えない気持ちで頭をなでた。
今生の別れ、ってやつだ。

それ位の覚悟が無きゃ、大事な息子を他人には預けられない、と思うのだ。

今はただ、亡くなった奥様とそのお子さん達の冥福を祈るばかりであり、
ただ一人生き残った旦那さんが立ち直ってくれる事を願う。

そして、それでも自然との触れ合いを大事にしていきたい、と思う。







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